反省

反省 私たちはなぜ失敗したのか?

私のせいですスイマセン
反省してますココロから
申し訳ない私が悪い
許して下さいハイ善処します
そういうあんたはお風呂の桶よ
いつでもゆーだけ湯だけよ
Ah,Oh...
反省だけならサルでもできる
反省だけならサルでもできる
「アイム・ソーリー」唄:憂歌団/作詞:仲畑貴志/作曲:菅野よう子


外務省休職中の佐藤優新党大地で政界にカムバックした鈴木宗男の対談集
反省してますといいながら、コイツら全然反省してねーなというのが
読後の率直な感想。
思わず憂歌団の「アイム・ソーリー」を呟きたくなった。


当初は組織に絶対忠誠を誓う生真面目な官僚のイメージが強かった佐藤優だが
最近は、外務省に対して何かとケチをつけるのが
芸風になってきたなと個人的には思う。
それがいいか悪いか、様々な意見があると思うが
面白ければそれでいいと考える、最低限の筋を通していることが前提ではあるが。
そういう意味でこの本は一読の価値はあるだろう。


それにしても、この本に書かれていることが事実なら
官僚の、とりわけ外務省のいい加減さ、デタラメさに呆れるばかりである。


曰く、
外務省の文字が入った白紙領収書を渡したり
レポートのアルバイトを頼んで記者を取り込んで
都合のいい記事をかかせるようにし向けた。
在外手当を使わずに貯めて不正蓄財して40代で
家を四軒たててそれを自慢している官僚がいる。
新大使館を建てたにもかかわらず旧大使館近くの公邸に住み
900万円を越える家賃を払わせている無能の現ロシア大使がいる。
鈴木宗男を陥れるために共産党にまで機密を漏洩したり
偽証をする職員やキャリアがいる。
検察は、鈴木宗男を潰すために
子宮ガン手術をしたばかりの彼の事務所職員の女性を逮捕し
結果、死に至らしめるという非道まで行う。


この腐敗堕落の官僚どもに天罰あらんことを。
マスコミと政治家はこのどぐされどもを看過するならば
正義の鉄槌がやがてくることを覚悟せよ。






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