阿久悠


産経ニュース

また逢う日まで」「勝手にしやがれ」など5000曲以上の歌を作詞し、昭和40年代後半から50年代の歌謡曲の黄金時代を牽引(けんいん)した作詞家で作家、阿久悠(あく・ゆう=本名・深田公之=ふかだ・ひろゆき)氏が1日午前5時29分、尿管癌(がん)のため死去した。70歳。兵庫県出身。自宅は非公表。葬儀は近親者のみで行い、後日、「送る会」を行う予定。喪主は妻、深田雄子(ふかだ・ゆうこ)さん。

阿久悠というペンネームは、
悪友を読みかえたものだと何かのエッセー読んだことがある。
スマートさを感じさせる文章を産経新聞に連載し
彼の奥行きのある透徹した観察眼に触れることに少なくない喜びを覚えた。


自分が阿久悠という人物の綴る言葉に興味を覚えたのは
8月15日を第二の誕生日と位置づけたエッセーからだった。


今年も8月15日がもうじきやってくる。
終戦後の日本の見続けてきた彼は何を思うか。