カタルーニャGP


125ccは、最後の最後までもつれる熾烈なレースだった。
序盤、KTMを駆る小山はトップグループにつけるものの
集団には地元スペイン勢が8人中5人おり、
小山にはちょっと辛い序盤で
7位前後をキープするのがやっとの状態で
正直、期待していなかった。


中盤以降、互いの仕掛けてペースがややダウンしたところから
小山に風に吹き始めた。
気がつくと接触転倒などで先頭集団が減り、
小山は4人に減ったトップの集団の中で
3位の位置をキープして終盤を迎えることになった。
残り3ラップ前後で、それまでトップを走っていたガデアを交わし
首位をとる。
途中で差し替えされたり、タルマクシにまくられそうになったりとしたが
ファィナルで再びとったトップのままチェッカーを受けた。


レース後の英語のインタビューでは
自分でコングラッチレーションと言いかけて
ファンスタティックディと言い直した小山コヤマックス
日本から送ろう。


Congratulations!KOYAMAX!!


夜中に眠い目をこすりながら、見て聴いた久々の日の丸と君が代だった。