だっちゅうの

▼サミットといえば、世界制覇をもくろむ“東インド貿易会社”の攻勢に対抗しようと、世界中から“伝説の海賊”九人が“世界の果て(ワールド・エンド)”に集まるのが、ハリウッド映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』完結編『ワールド・エンド』だ
▼五月末から世界同時公開で、興行記録を塗り替える人気。安倍首相もあやかりたいところだ。映画ファンとして寂しいのは、この大航海時代に活躍する伝説の海賊たちの中に、日本人が含まれていないこと。アジアの国々といまだに歴史を共有できないこの国は、エンターテインメントの仲間には入れてもらえない
▼十六世紀、ボリビアポトシ銀山と並び、世界の銀産出量の三分の一をまかなった島根県石見銀山がことし、世界遺産登録から漏れたのはそのせいかも。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2007060702022329.html


すげえよ、西方浄土の父さん、見てるかい?
東京新聞が凄い記事書いたんだよ。
娯楽映画のストーリー展開から
国際社会における日本の孤立化を推定・断言してるんだよ。
赤い朝日新聞が真っ青に見えるよ。


釣り記事に対してマジメに反論するのもなんだか
映画の設定は17世紀。
この頃、日本は関ヶ原の戦いから鎖国へと走っていたわけで
日本人が海外で活躍する下地はなくなりつつあった。
日本人海賊が倭寇*1で荒らしていたのは
13世紀から16世紀てなもんで
いくらディズニーのおとぎ話とはいえ
それを登場させさないのは
プロデューサーの歴史観や今日の国際情勢認識とは無関係なんでない?


この頃絵海外で活躍したのは
シャム(タイ)で伝説になっている山田長政くらいなもんで
それだって、海賊とはほど遠い。
この映画にワンピースのキャラクターでも
登場すれば良かったとでもいうのだろうか。


そもそも、今のウォルト・ディズニー・カンパニーなんて
創始者ウォルト・ディズニーからして人種差別主義者だったし
今の会社のトップも日本人嫌いの集まりで
パールハーバー」なんて反日娯楽大作をつくってらっしゃる。
そんな連中に媚びを売ってまで
映画に日本人を出演させ何が得られるというか。


こんな記事書いた奴「ゆとり教育」世代じゃねぇのか。




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*1:後期には中国人が主