イタリアGP


125ccでは、小山が好スタートを切り、
二戦連続のホールショット!
しかし、その後の展開も前回と同様で
ラップするたびにズルズルと順位が下がる。
ただ今日幸運だったのは、
トップが激しい争いのためラップタイムが上がらず
トップグループにつけることができたことだ。
ファィナルラップで二台が接触して順位を落とし
ラッキーな5位フィニッシュ。
小山の乗るKTMは見た限りストレートは文句なしに早いが
コーナーでの旋回に問題がありそうな前回と変わらず。



250ccは、周平が棚ぼたの予選3位から
決勝もまた、棚ぼたの6位という以外
日本人ライダーは見所なし。
最後尾からスタートしたロレンツォは
KTMのMカリオのサイレンサーをヒットしてリタイヤに追い込むなど
血も涙もない非情な追撃でトップを奪うが
ファイナルラップ、S字のターンでバウティスタに割って入られ
これに接触してバランスを崩して転倒。
解説の宮城光は、.バウティスタのツッコミを絶賛していたが
危険行為と紙一重だったと思う。
もっともロレンツォ自身、カリオを撃墜しているため文句は言えないだろうし
アプリリアの名誉を汚した誰かさんのほど酷くもない。
ただ、あんなラフなライディングがまかり通れば
レースの興味を殺ぐことになるだろう。
ちょっと今後のレースが気がかりである。