国家にとって歴史とは想い出のようなものだ。 過去を完全否定された個人が無気力になるように 過去を否定された国家は、将来に立ち向かうことができず、 漂流するしかない。
産経ニュース
先日、ニュースを聞いているとアーサー・シュレンジャーの訃報に接した。
歴史家にして元大統領補佐官アーサー・シュレンジャーについて
多くのことは知らないし彼の著作を目にしたこともない。
ただ2001年頃、産経新聞に掲載された彼の言葉のみを識っているに過ぎない。
先日、桜井よしこさんは九段会館で講演された際
高校で必修科目の授業をしていないこともさることながら
日本の歴史を今の学生が殆ど教えられていない事実を問題視され
日本ほど歴史を大事しない国はないーと嘆かれていた。
日本の歴史を知らないから日本人としての誇りを持てない。
また国に限らず家の歴史すらしらないから、
自分の人生の意味すら理解できない無気力な人間ばかりこの国には溢れていると。
たかが歴史、されど歴史。
河野談話が米下院で日本の謝罪を求める法案の提出に繋がり
人々の注目を集める今日のこの頃、
あてどなく漂流するのをそろそろ止めさせなければと思う。
この国には誇るべき歴史があるのだ。
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