現実から置き去りにされるメディア

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061014k0000m010051000c.html

参院予算委:「愛国心」で安倍首相と福島党首が珍問答


13日の参院予算委員会で、社民党福島瑞穂党首が「愛は強制できますか」と切り出したところ、安倍晋三首相が「強制できないと思います」と語る珍問答があった。福島氏は、政府が今国会で成立を目指す教育基本法改正案の教育目標で「国と郷土を愛する」(第2条5項)と表記されていることについて、「国を愛する態度を評価するのか」と指摘。戦前の愛国心教育を念頭に「愛国心の強要は『戦争反対』と言う自由を奪う」と持論を主張、首相の考えをただした。


首相は苦笑しながら「全く関係ない観点で非難している。国の行うことを支持せよ、私の内閣を愛せよ、と言っていない」と否定。さらに「福島氏が首相になることもあり得るが、福島首相がやることを私たちが全面肯定し愛することはあり得ない」と皮肉交じりに答えていた。【中澤雄大毎日新聞 2006年10月13日 19時14分


先週、田原総一郎が何かの討論番組に出演していて
メディアは現実に取り残されてしまったというような趣旨の発言をした。
朝日、TBSの特定の思想に影響ないし支配されたメディアが
安倍晋三の首相就任を阻止しようと陰日向に妨害したにも関わらず
結果がその真逆となったことを端的に指摘したものである。
田原氏の意見や結論は左がかったものになるのが常だが
不思議なことに彼の状況を分析する能力は高く、その言葉は的確である。


今日のTBSのNEWS23でキ・チクシが、愛国心を巡る国会の答弁をとりあげて
愛国心が成績の評価項目に組み入れられていることを大騒ぎしていたが
彼らがこうした問題をとりあげれば、とりあげるほど
日本人の愛国心は高まるだろう。


社民党の福島がトンチンカンな質問をして、それを毎日新聞がとりあげて、
さも安倍首相が不適切な発言をしたかのような記事を配信しても
みる人間がみれば、社会的常識を欠いたのは誰か一目瞭然であり
メディアや野党が安倍首相を貶めようとすればするほど
彼らは自らの少ない信用をさらに減らしている。


今や日本国内で百万を超えるといわれるブログのいくつかを中心として
少なくない数のサイトが反日メディアの傲慢な主張や嘘を暴き立てている。
ブログがメディアにとって替わるなどとおこがましいことを云う気はさらさらないが
今やメディアは、かつてのように不細工な装飾を施した報道は
ブログの隆盛により、視聴者に受けて入れられる素地がなくなりつつあることを
自覚すべきだろう。
でなければ、メディアは自らの報道や番組に疑問を惹起させ
信用を落として、自分で自分の首を絞めることになる。



以上、なんちゃってブロガーの独り言である。