最近、遅ればせながら新海誠の存在を知り、
どんなものかとレンタルしてみた。
最近の漫画ならいざしらず、アニメは全く見てないので
偉そうなことは言えないが、光学的な処理が印象的な作品だった。
そうした処理が多すぎたような感じもするが、
そのあたりは人の好みによるだろうし、最近の傾向かも知れない。
それよりも彼は前作*1の「ほしのこえ」という長編のアニメ作品を作るために
脚本を書いて、絵を描いて色を塗るという作業を
殆ど一人でしているというから驚きである。
戦後、津軽海峡を挟んで分断された日本
青森に住む三人の学生が物語の中心となって進んでいく。
空想と現実と夢が、微妙に交錯する複雑なストーリー展開なのだが
構成に雑なところがなく、素直に受け入れることができる物語だったと思う。
一つだけ文句を言わせてもらえば、
青森を舞台にするならば、津軽弁で声をあててほしかった。
- 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
- 発売日: 2002/04/19
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*1:6.13修正