ヨハンセンの孫

時事通信だけ配信しているようだが、
8日夜のNHKニュースでもとりあげていた気になる話題を一つ


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000166-jij-pol

A級戦犯分祀の必要性指摘=靖国参拝問題で麻生外相


 麻生太郎外相は8日夕、都内の日本記者クラブで会見し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝が中国、韓国の反発を招いていることに関し、「靖国神社に戦死者でない人が祭られていることが非常に大きな問題点だ」と指摘、A級戦犯分祀(ぶんし)が必要との考えを示した。
 さらに、麻生氏は「(首相の参拝について)他の国々、国内からいろいろ言われないよう、英霊から感謝されるような形で参拝できる制度を考えるべきだ」と強調した。 


現時点で時事通信だけが配信しているようだから
麻生氏がこの通りいったのか、断定するのが躊躇われるが
もしこの発言が事実ならこれほど悲しいことはない。
A級戦犯の7名の方々は、天皇陛下をお護りするために、
とる必要のない戦争責任をとって絞首刑に従容と従ったのだ。
これを戦死ではないからといって分祀することが
論理的に正しいのだろうか。
日中、日韓関係をいびつにしてきたのは根拠のない中韓の言い分を認めて、
日本が通さなければならない筋を曲げてきたからである。
ここでまた中韓に屈することになれば、後の世に大きな禍根を残すことになる。


A級戦犯で処刑された軍人達が、祖父である故・吉田茂氏を
吉田反戦グループ(ヨンハンセン)として、憲兵隊にマークさせたとしても
英霊に対して寛容で正しい姿勢を貫くことを外相に望みたい。
また外相がそういう人物であることを私は信じている。