青山WGP初勝利



カピが勝つところ見に来たわけじゃねぇぞ。
ニヤケ君

予選、決勝と二日にわたり茂木ツインリンクまで実家から足を運んだ。
今年の日本GPは昨年同様天候に恵まれたが、
気温が上がり過ぎてタイヤの出来がそのままレースを左右してしまった感がある。
いい天気なのも考え物である。


125ccは、予選セカンドのポジションをとった小山が4位をキープしていた終盤
これからという時にホームストレートでクラッシュが発生し中断終了となった。
あと3周で激しい場面が展開されたあろうに、フラストレーションが少したまった。


250ccはポールの青山博一が徐々に順位を上げ、
レース終盤はぶっちぎりの独走、初勝利を飾った。
予選3位に入りフロントロウからのスタートだった青山弟は、
パッとしないままコケてリタイヤ。全日本と違う雰囲気に呑まれたのかも知れない。
高橋祐紀も見せ場がすくなかったが、クレーバーに走りたなぼたで4位に入った。
表彰台のメインポールには君が代が流れた後
「うぉぉぉぉぉ」と歓声を青山に送った。



メインのMotoクラスは、最悪に近い展開だった。
カピロッシがポールをとってコースレコードを作った時から
嫌な予感はしていたのだが、よりによって、その予感があたってしまった。
去年の日本GP優勝の期待の玉田誠は、タイムが思うように伸びず3位に終わり
玉田に期待できなければ、とロッシにと期待していたら
マルコメランドリと接触転倒のリタイヤ*1となってしまった。
グリーンモンスター・カワサキ中野真矢は、中盤に差し掛かったころだったろうか
予選同様白煙を上げてリタイヤとなったしまった。
ジベルノウも途中でリタイヤし、
結局完走したのは十台前後と寂しいレース展開になってしまった。



当然のことながら、カピロッシが表彰台にのっているところなぞみたくなかったので
表彰式を前にグランドスタンドから撤退し
ミュージアムホールで歴代の名車をみながら心を癒した。





*1:ロッシは土下座してメランドリに謝っていた。イタリア人も土下座するんだなぁ・・・笑