モーティヴ


WGPラグナセカで開催されるのは十何年ぶりだそうである。
さすがのロッシも、初めてのサーキットとということで勝手が違い
表彰台に登るのが精一杯だったようだ。
玉田が復活してくれたのは嬉しいが、まだ本調子には遠いようである。
茂木までに、復活してくれればと思う。


一色登希彦の漫画「モーティブ」を購入。
彼の画に、かつての五十嵐浩一やとみさわ千夏のようなスマートさを見ることはないが
いいたいことがダイレクトに熱く伝わってくるのを感じる。

ストーリーは、レース中に転倒したことによりレース界から身を引いていた主人公が
ある時、いるべき場所から逃げている自分に気づき
選ぶことを怠ったツケとして自分の顔と真っ向から向き合えなくなり
自分の"顔"を求めてサーキットに戻ってくるという熱血バイク漫画で
前作の「ダービージョッキー」同様、熱い青春が作者の独自の作風で描かれている。


いい仕事をする人間が、えてして"いい顔"をしてのは
人生において"決断"や"決意"を繰り返して培った経験が
刻み込まれているからではないかと思う。


自分の顔はどうだろうか? 
少なくてもレーサーの顔じゃねぇな・・・と漫画を読みながら考えてみる。