先日、都知事石原慎太郎が「拉致された人はもう殺されている」
と発言し物議を醸しだしたことがあったが
北朝鮮から持ち帰った骨が横田めぐみさんと、別人と判定されたことにより
彼女の生存に望みを繋ぐ結果となったことをまずは喜びたい。


もともと遺骨を焼いてDNAによる確認をできないようにするなど
不自然極まりない行為からして、遺骨が別人のものである可能性が指摘されていたわけだが
鑑定の結果、北朝鮮の対応は、極めて不誠実であり
この問題を解決する気がこれっぽっちもないのは誰の目にも明かである。
(いったい何処を見て、努力の跡が伺えるというのだろう。)
これだけ目の前でいい加減なことをされて
「遺憾」とか「説明を厳しく求める」としか云えない輩は、
ボキャブリラリーでなければ、頭のネジが足りないのだろうし
経済制裁は、交渉チャンネルがなくなる」と主張する連中は
外交のなんたるかを理解していないように思える。
テポドン発射に対して経済制裁という措置をとった時、
何があったかを思い出してもらいたい。
あの時、北朝鮮は日本人妻の一時帰国など、大幅な譲歩をしたではないか。


相手が真面目に対応する気がないのに、これ以上協議して何かが生まれるというのか。
だとすれば、その根拠は何か、
話し合っても、日本が支援する米が増える以外の結論はでてこないだろう。
己が肥え太るために国民を飢えさせておきながら、毛ほども恥と感じていない人間に
協議して、拉致された家族の胸の痛みや国民の憤りは理解できまる筈はない。
あの醜悪でチビでデブの為政者に鉄槌を
そして、その愚か者を指導者に戴く国と国交を結ぼうとする輩に天の裁きあれ。